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『隠密 味見方同心(七) 絵巻寿司』を読んだ [読書]

・風野真知雄著。
『美味の傍には悪がいる』そう言い遺して殺された兄、波之進を引き継いで江戸南町奉行所の味見方同心となった月浦魚之進。最後に波之進が食べたのは西洋の『ケイク』というものではないかと推測し、犯人探しと日々の事件解決に勤しむのであった(6巻までのあらすじ)。。。真相に迫れるか?!第7弾。

『絵巻寿司』
・切ると断面が絵になっていると人気の絵巻寿司を作る職人が殺された。最後に作っていたとみられる寿司を見ると、今まで見たことのない絵が描かれていた。。。
珍しく普通の料理だ。絵巻寿司。資格試験もある。へぇ。
絵巻寿司検定協会
http://www.emakisushi.com/

『甘辛納豆』
・博打打ちの全次がまた江戸に帰ってきた。どうやら奴が使っている博打のタネは『甘辛納豆』。豆を口に入れてそれが甘いか辛いかを当てるというものらしい。でもこれでは相手が真実を言っているのか確かめようがないから博打にならない。はたして全次はどうやって『甘辛納豆』を使って博打をやっているのか。。。

『マグロの千切り』
・江戸でも屈指の料亭『おくやま』の丁次が殺された。しかも犯人は殺害した後に腹を裂き、胃の中を探っていたらしい。そんな残忍な仕打ちをした犯人の目的は、そして丁次はなぜマグロの千切りを作っていたのか。。。
・この当時、マグロは下魚。『おまえ、マグロなんか食うのかよ』という扱い。
・殺され方が猟奇的。そして検死すると胃から『いい匂いがした』という、、、これもまたグロテスク。

『幽霊酒』
・うまい酒と飯を出し、気持ちよく酔えて、気付くと眠ってしまい朝になっているという店があるという。しかも女将が美人の幽霊という噂。魚之進は確かめねばとにゃんこの麻次と連れ立って行くと、店の名前は『うらみ』。確かに旨い酒と飯を飲み食いしているうちに二人は眠り込んでしまう。。。

・北谷道海入道がちょいちょい出てくる。不思議なポジション。
・味見師の文吉さん、結構太っていることが判明。

パート1から読んでいる人は既に犯人を知っているわけで、波之進殺しの犯人がなかなか捕まらなくて、もどかしいことこの上ない。

・『フォーク』『ケイク』『ばにら』『バター』が出てくる。さて、どんな『ケイク』が食べられるのでしょうか。8巻を楽しみに待ちましょう。


隠密 味見方同心(七) 絵巻寿司 (講談社文庫)

隠密 味見方同心(七) 絵巻寿司 (講談社文庫)

  • 作者: 風野 真知雄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/01/13
  • メディア: 文庫



隠密 味見方同心(七) 絵巻寿司 (講談社文庫)

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  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/01/13
  • メディア: Kindle版



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